今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 27)もりそば+かき揚げ

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問題.天ぷらに何をつけますか?

A1.何言ってやがる、天つゆだろう

A2.いやいや、通は素材を楽しめる塩ですよ

A3.実はソースです。あれ、かけません?

A4.しょうゆでも、マヨでも、ケチャップでも


人の好みですから、どれも正解なんですけど、とある本でソースをかける地域が多いということを知り、目からウロコ。

なるほどなー、揚げ物だから、ソースは合いますよね。お供がなんなのか、ご飯、ビール、日本酒、どれなのかでも答えは変わってきそうです。


で、そば屋における天ぷら問題。


汁そばにのった天ぷらは、そりゃあもう、そばつゆ。早く食べないと、衣はつゆを吸ってどんどんクタクタになります。それも趣き深いですけど。


一方、もりそばに添えられた天ぷらは、天つゆが用意されていたり、そば猪口しかなかったり。店によってスタイルが異なります。塩が添えられた専門店顔負けの店もチラホラ。


で、こちらは天つゆ別添。立ち食いそばでは珍しい気がします。そば猪口に比べて、かき揚げが巨大なので、そもそもそばつゆはつけられそうもないですけど。


濃いめのそばつゆと違って、澄んだおだし香る天つゆ。まずはちょこんとつけてサクサクとかき揚げをいただく。朝早いから、まだ揚げたてだ。

なん口か食べたのち、天つゆに漬け込み、しばらく放置。その間、そばを食べ進める。


そばをいくらか残して、かき揚げに再び舞い戻る。グズグズにふやけた食感を楽しみ、一気にほおばる。そばをチェイサーのようにすすり込み、口いっぱいに幸せをほおばる。我ながら、安上がりだな。

そして最後はグラスに入れられたそば湯を猪口に入れて、ゴクリ。すっかりしょっぱくなった口内を、水で洗うように飲んでさっぱりしたところで完食。


食べ終えたトレイを厨房へ戻し、踵を返した出口のティッシュで口のテラテラをふき取り、今日も頑張りますかね。


ごちそうさまでした。