今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 37)朝そば(温玉、ワカメ、コロッケ)

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カバンを整理していると、先日貰ったゆで太郎のクーポン券が出てくる。期限をみれば3月いっぱい。

ここであったが百年目、何かのご縁、出動要請だな、と華麗なる誤解。ゆでの策略に見事に踊らされてます。


そもそもおトクな朝時間帯に、さらにクーポン券を投入すれば、その日のカロリーオーバーは不可避。しかし、男たるもの、やるときはやらねばいかんのだ。それが今なのかは知らんけど。


ともあれ色とりどりのクーポン券から何を使うか選ばねばならない。

たまご、ワカメ、かきあげは朝そばの選択肢に含まれているので、実質はカレールー、エビ天、コロッケからのチョイスとなります。


ふだん使わない脳細胞を酷使して、コロッケを選ぶ。揚げものばかりにならないよう、朝そばのおともは温玉とワカメにする。


♩カロリーオーバー、悲しいけれど終わりにしようキリがないから

カロリーオーバー、わけなどないさ。ただひとつだけカラダのため

わたしは玉子を忘れはしない。ワカメをつけても忘れはしない

きっと最後の肥いだと、思うから♩


テキトーな欧陽菲菲が脳内に再生されつつ、出来上がりを待つ。テーブルなんか拭いちゃおうかな。いいことすると、カロリーも消費できる気がするしな。


やがて目の前には、別皿に盛られたコロッケを従えた朝そばが。カロリーを云々しておいてなんですが、サービスの揚げ玉はこれでもか、とのせるのがポリシーです。


温玉やワカメも別皿なので、慎重に盛り付けをしてから食事開始。具だくさんで麺が見えないうれしい悲鳴をあげる。


ズルズルと食べる間も罪の意識は消えず、お昼を軽くしようだの、かきあげではなくワカメを選んだから大丈夫だの、自分に言い訳を繰り返す。


ただこれだけは言える。どこで食べても、いつ食べてもコロッケそばはおいしい。このB級感はお坊ちゃまにはわかるまい。


麺を食べ終え、ワカメを咀嚼し、モロモロになったジャガイモを揚げ玉だらけのつゆとともに飲み干す。おいしかったけどやりすぎた、そんな朝食。でも、わが朝食に一片の悔いなし。


ただ、トレイには再びクーポン券がのせられており、近いうちの再訪を予感する。なんだ、この幸せな無限ループは。


ごちそうさまでした。