今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 46)博多ラーメン

f:id:socius_lover:20190329182901j:plain



高菜が有料の店は信用するな。


死んだ親父の遺言 … … ではなく、福岡生まれの友人が何度もつぶやいていた言葉。


とんこつラーメンで育った彼は、東京のラーメンになじめず、千駄ケ谷ホープ軒に心底おどろいていた。いや~ちょっとわからんっちゃけどね、みたいなことを言っていた。


まあ、ソウルフードとは異なる、というのは部外者には判定できないし、反論もできない。九州男児いわく、そもそも東京のとんこつは違う、だいたい高菜が有料って … … 云々。


水のミネラル分が違うので、東日本と西日本ではダシのとり方も違うなんて聞きますね。でも、本場から来た職人さんがこちらでつくっているんだから、大差ないだろうに、グルメやのうと思ってましたよ。


ただ、彼が後日、チキンラーメンしそ味こそ至高のラーメンとか言い出したときに、舌バカ説がにわかに浮上したのは付しておきたい。


さて、今どき都内でワンコインのラーメンが食べられるこちら。ビールをつけても漱石先生でお釣りがくるありがたさ。


博多ラーメンは細麺だから出るのも早い。ビールをひと口飲むや否や到着。すでにノリ、ネギ、玉子、チャーシュー、キクラゲが所狭しと並んでおり、お得感にしびれます。


さらに卓上の無料トッピングをあいだに慎重に差し込んでいく。ゴマをパラリ、紅ショウガをチラリ。ここの高菜は辛いので、慎重にソロリ。逡巡したけど、ニンニクもチロリ。


タイタニックも驚きの豪華客船のごとき一杯の出来上がり。さっそく麺をパクリ。プツプツと前歯で切れる硬めの麺が楽しい。


キクラゲをコリコリ食べて、ビールをゴクリ。さて、麺がのびる前にやっつけないと。にわかに忙しくなってきやがった。


ビールに負けないよう、ラーメンだれをかけ回し、コショウも少々。あとは、麺をすすり、具材を食べてはビール。


高菜近くのスープと、紅ショウガ近くのスープの味の違いも楽しい。ニンニクがそこはかとなく利いてるのが味のミソ。いや、トンコツか。


いそいそと食べ終えると、壁に替え玉ひと玉無料の貼り紙が。くうう、それならビールをガマンして替え玉だったかなー。疲れ気味の胃ブクロに残業はお願いできず、無念のリタイア。また、リベンジにこよう。


ごちそうさまでした。