今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 30)海鮮丼

f:id:socius_lover:20190417215659j:plain


海鮮丼


ちょっと帰りが遅くなって、スーパーに立ち寄る楽しみといえば割り引き惣菜。3割、4割は当たり前のシールが乱舞する。


普段は物怖じする海鮮類も、このときばかりはお値打ち価格、思わず手が出る宵の口。


いい買い物ができた日は、自然と早足になりますね。単純というか、素直というか、スーパーの袋もシャワシャワと素軽い音を立てています。


帰宅してそそくさと着替えを済ませ、苦目のエールビールをプシュッと開けて、いよいよご開帳。


さてさて、いろどり豊かなメンバーが、丼ぶり狭しと居並んでいます。おっ、菜の花は季節感ですな。


サーモン、タコ、マグロ、エビ、光り物、いくら、貝、いか。食感も旨みもそれぞれ個性的。


酢飯と醤油だけで十分おいしく、刺身を残し気味に食べ進める。晩酌優先のクセだな、いかんいかん。酢飯と刺身を同時に食べ終えるのが、理想的だよネ。


それにしても、光り物や貝の名前がわからない自分の浅学さを思います。自分のカラダをつくるものに無頓着というか。


前は、おいしければいいと思っていたけど、知識は荷物にならないんだから、積極的に取り入れていきたいものです。


通勤がてら季節の花の名前を覚えるとか、ちょっと人生が豊かになる気がするよなぁ。そういえば、帰り道に去年覚えたシャガの花が咲いてたっけ。


ま、一気に人生観が改まるわけでないから、少しずつ、少しずつ。今年の夏は、星座でも見つけようかな。


とか言ってるうちに、マグロを残して酢飯を完食。最後はワサビをきかせてマグロをパクリ、ビールをゴクリ。明日は休肝日、もう1本飲もうかな。


ごちそうさまでした。