餃子が食べたい。
カリカリの皮に潜むアツアツの餡と、殺意があるかのような肉汁のシャワー。
これほどオカズになるのに弁当向きでないメニューも珍しいけど、今日のランチは餃子モード。
で、本格中華の店で鉄鍋餃子を注文。水餃子が覇権の、本場中国にあるのかはしらんけど、ここは日本だ、あまり考えないことにする。
しばらく待つと、めちゃめちゃ熱いから〜となぜだか満面の笑みを浮かべた店員さんが運んでくる。
キビキビと取り皿をくれて、ここにタレ入れてね〜と教えてくれる。謝謝。
まずは端から1本取り上げて、そのままパクリ。当然ながらあっつい!!
でも何もつけないと、ハフッ、皮の味がしっかりわかるな、ハフッ。餡にはにんじんも入っていて、肉の味もしっかりするな、ハフハフ。
2本目は、取り皿の上から酢を回しかけ、さっぱりいただく。おいしい。鉄板からは、いまだ油がはね上がり、オレに牙を剥いている。
さすがに3本目にかかる頃、鉄板も落ち着きを取り戻したようす。コイツにはさらに醤油を回しかけて味変更。
ご飯にバウンドさせては、ひと口かじるを繰り返す。うん、醤油の風味で肉汁が華やかになったね。
4本目は、ラー油をタラリと追加。この食事初めての辛味で、いつもの餃子になりました。うん、これもおいしい。ご飯がすすむ味。
さて、オーラスは卓上の鎮江香醋が気になったので、すっかり大人しくなった鉄鍋に直接かけてみる。いかにも中華な香りが鼻をつくけど、おいしい。
なんとか読み取れた原料は米、麦、砂糖ほか。米酢なのかね、風味豊かでおいしいけど、本来なんに使うものなのかね。
かすかに残るご飯をサクサクのザーサイでいただく。なんてことない卵スープが食事の最後を締めくくります。
うん、満足。餃子欲は満たされました。再見、餃子。
ごちそうさまでした。