今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 32)鉄鍋棒餃子

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餃子が食べたい。


カリカリの皮に潜むアツアツの餡と、殺意があるかのような肉汁のシャワー。


これほどオカズになるのに弁当向きでないメニューも珍しいけど、今日のランチは餃子モード。


で、本格中華の店で鉄鍋餃子を注文。水餃子が覇権の、本場中国にあるのかはしらんけど、ここは日本だ、あまり考えないことにする。


しばらく待つと、めちゃめちゃ熱いから〜となぜだか満面の笑みを浮かべた店員さんが運んでくる。

キビキビと取り皿をくれて、ここにタレ入れてね〜と教えてくれる。謝謝。


まずは端から1本取り上げて、そのままパクリ。当然ながらあっつい!!


でも何もつけないと、ハフッ、皮の味がしっかりわかるな、ハフッ。餡にはにんじんも入っていて、肉の味もしっかりするな、ハフハフ。


2本目は、取り皿の上から酢を回しかけ、さっぱりいただく。おいしい。鉄板からは、いまだ油がはね上がり、オレに牙を剥いている。


さすがに3本目にかかる頃、鉄板も落ち着きを取り戻したようす。コイツにはさらに醤油を回しかけて味変更。


ご飯にバウンドさせては、ひと口かじるを繰り返す。うん、醤油の風味で肉汁が華やかになったね。


4本目は、ラー油をタラリと追加。この食事初めての辛味で、いつもの餃子になりました。うん、これもおいしい。ご飯がすすむ味。


さて、オーラスは卓上の鎮江香醋が気になったので、すっかり大人しくなった鉄鍋に直接かけてみる。いかにも中華な香りが鼻をつくけど、おいしい。


なんとか読み取れた原料は米、麦、砂糖ほか。米酢なのかね、風味豊かでおいしいけど、本来なんに使うものなのかね。


かすかに残るご飯をサクサクのザーサイでいただく。なんてことない卵スープが食事の最後を締めくくります。


うん、満足。餃子欲は満たされました。再見、餃子。


ごちそうさまでした。