今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 37)中華弁当(崎陽軒)

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崎陽軒シウマイ弁当はおいしい。


冷めておいしいように蒸し上げられたご飯、歯ごたえよくご飯にもビールにも合うオカズたち、そして主役たるシウマイ。デザートがわりのアンズまで1つの様式美をみる思いです。


しかし今日はあえて中華弁当。シウマイ弁当が選べるのに選ばないのは、意外と勇気がいる。


ララァにはいつでも会えるけど、シウマイ弁当を食べるチャンスは今度いつくることか … うん、いらんところで勇気の無駄撃ちをしとるな、オレ。


ともあれ重厚なフタを取り上げ、陣容を眺める。


左上から時計回りに、春巻き、エビチリ、唐揚げ、金糸卵、ザーサイ、唐揚げ、シウマイ、青椒肉絲、酢豚、俵ご飯。


うひょひょと笑みのこぼれそうな、ビールに合う合うラインナップ。


そもそも、俵ご飯に醤油をかけるだけでいいアテになるんだから、こいつは 500 mL 缶コースだ、間違いない。


絶妙な味つけの憎いあんちくしょうたちをつまみつつ、ビールをグイグイ。シウマイ以外は共通項が少ないのに、きっちり崎陽軒の味なのは不思議だな。


ここにあのタケノコがいてくれたら… とは思うけど、向かいで家人が食べているシウマイ弁当に手を伸ばすのはヤボ。あえて中華弁当を食べている自分の蛮勇を無駄にしない‼︎


で、ビールと弁当ですっかり腹くちくなり、満足感と高揚感を覚える食後。すると家人がお腹いっぱいとかで、大量のタケノコたちが私の手元に。


お残しなんてなんと罰あたりな、とか言いつつ 缶目に手を染める。こいつぁ長い夜になりそうだぜ。松山千春な夜だぜ。


ごちそうさまでした。