今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 41)焼肉定食

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焼肉っていうとすぐに、牛カルビだ、牛ロースだと騒ぎ立てるけど、こちらの昔ながらの焼肉定食は「豚」でした。なるほど、でもおいしそう。


そういえば、カレーや肉じゃがなんかも、東日本は豚、西日本は牛が好まれるとか。


文化的背景もあろうけど、焼肉定食を名乗るならば、たとえ鶏肉でも誤りではないわけですナ。


さて、見目麗しき焼肉定食、まずはキャベツにのったパセリをパクリ。うん、ちょうどいい青臭さ。


以前テレビでパセリ農家の方が「栄養たっぷりに育てたのに、食べてもらえない」とか言っていたのをみて以来、必ず食べるようにしています。


本丸の焼肉の前にみそ汁をズルリ。自分をじらす作戦です。おっ、みそ汁の具はほうれん草、にんじん、豆腐の滋味溢れる組み合わせ。


では、いよいよ焼肉。濃い目の甘辛いタレは、ご飯の相棒として非常に力強い。


レタスを巻いてみたり、キャベツと一緒に食べたり、もちろんそのまま食べてもおいしい。なんだ、ナンダ、オレ前世で相当に功徳積んだのかな。幸せすぎるぞ。


レモンの使いどころに悩むも、やや口に残るタレを洗い流すべく、たまにガブリ。うん、これでいいネ。


タレに浸かったキャベツ、歯ごたえよいお新香、すべてがご飯の消費を促すので、うれしい悲鳴をあげる。


けっきょく肉ふた切れを残して、ご飯は売り切れ。泣く泣く肉だけを食べる。


喉が乾きそうな恋の味、もとい濃いの味だったので、食後のイチゴが嬉しい。お昼に水菓子なんて久しぶりで、なんと贅沢なんだろう。


最後は渋〜い粉茶で、シャキッとカフェイン補給。満腹による眠気防止もバッチリです。


ごちそうさまでした。