今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 58)マウンテン丼

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なんだか海鮮腹の目覚め。朝イチでなか卯の漬けまぐろ鉄火丼ミニを食べたものの、かえって海鮮欲が高まる。


ランチタイムも海鮮を求めて街をさまよう。店頭の「ネタ山盛り2倍」の謳い文句に誘われ、ふらふらと入店。マウンテン丼を頼む。


そもそも、何比でネタが2倍なのかわかりませんが、海鮮腹を満たすにはこのうえないネーミング。


富士山だか、新高山だかわかりませんが、登頂してみせますよ。


さて、やってきたのは、ポスターほどはマウンテン感のない一杯。まあ、世の中そんなもんだ。ワサビを醤油に溶いてかけ回しつつ、その陣容を確かめる。


サーモン、マグロぶつ、イカ、アナゴ、小柱、ネギトロ。うん、うん。十分に主役級がそろっておるワイ。


高尾山クラスだろうと、登山には変わりなし。


ひとつひとつの具材を楽しんでもいいけど、ここは細かく気にせずかきこんでみる。海の宝石箱とまではいかないけど、市場のまかないくらいおいしい。


酢飯は味が薄めで、魚介の味がよくわかる。もう少し味っ気が欲しいけど、追い醤油はガマン。減塩は意識づけが大事だゾ。


とかいいつつ、途中で味噌汁をすすって、もりもり完食。気づけば待ち客もチラホラの人気店のようで、そそくさと席を立つ。海鮮欲、終息。


ごちそうさまでした。