今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 107)火山ラーメン

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券売機の順番を待つあいだ、チラチラとメニューを覗きみていると「火山ラーメン」の名が。うん、今日はコレにしよう。


はっきりいって、胃腸の調子とか、気候とか、まったく考えずに決めました。一目ぼれ?  名前負け?  なんというか、その場の勢いです。


さて、待つことしばし。やってきたのは野菜がこんもりと盛り上がった一杯。


その上にはトウガラシなのか、赤いヤツがたっぷりと。こいつぁ、熱い闘いになりそうだゼ。


まずは野菜をかき分けスープをスルリと。動物系のガツンとしたにおいに、濃いめの醤油味。おまけに背脂がしっかりと主張するので、ひと口で唇がテラテラです。


おろしたてのシャツにはねないよう注意しつつ、まずはモヤシをスープにまぶしては食べる。シャキシャキでおいしいね。でも、予想通りからい。


トウガラシだけでなく、ラー油のからさ、それに元々のスープのコクが相まって、重厚なお味。中太のストレート麺によく合ってます。


この野菜の盛りつけは、いわゆる二郎系のラーメンなんでしょうか。


麺を食べるために、野菜を下に、麺を上に移しつつ食べ進めます。すするというより、よく噛んで食べなきゃ。


最初からうすうす気づいたましたが、これ、ニンニクきいてますね。午後もお仕事なんだけど大丈夫かなぁ。いつも以上に無口でいよう。よし、高倉健をイメトレ。


ともあれ、ジワリと汗をかきはじめ、デコ汗用と唇脂用にティッシュを2枚使いつつ、麺との格闘を続ける。


お肉は少ないながらも繊維質がしっかりしていて、ギュムギュムした歯ごたえ。スープの味がしっかり染みて単独でビールのアテになるクオリティ。


汗が止まらない、箸も止まらない。なんなら恋も止めないで。今を正直に、飯を食おうよ〜♩  ココロの中でよくわからない歌が流れる。もちろん CV は吉川晃司だ。


サウナに入りたてのような汗をかいて完食。グラスの水をグイッと飲み干す。ガツンとした味に一片の悔いなし。


会社に帰ったらまずはデオドラントシート、ブレスケアだな。そして、胃薬だね。


ごちそうさまでした。