今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 108)中華ソバ

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住宅街の蕎麦屋さん。駐車場もなく、ご近所さんや出前で回っているような蕎麦屋さん。スキ(五郎丸風に)。


勤務先の近くは、学生が多いからか、代替わりに失敗したのか、個人経営の蕎麦屋さんがどんどんなくなっていく。嘆かわしい。


出前用のカブが軒先に置かれ、のれんをくぐれば神棚のような高いとこにテレビが鎮座する。


ちょっと昔なら「いいとも」が点いており、ご飯が来るまで観るともなしに観ちゃう、そんな蕎麦屋さん。スキ。


こちらははじめてですが、のれんをくぐれば壁の一辺を占めるメニュー表。とんかつ、エビフライの文字を見るだけでわかる。間違いない店です、ハイ。


昼下がりの店内は家族づれひと組、工事のお兄さん2人。


看板娘に中華ソバを注文し、観るともなしにテレビを観る。お散歩番組は、真剣に観なくてもいいから、こういうときにうれしい。


やってきたのはテンプレのような昔ながらのラーメン。レンゲでスープを飲めば、やさしい鶏ガラしょうゆ味。これこれ、こーゆーの。


メンマはかなり塩っからく、チャーシューは肉の繊維がおいしい。何というかライスが似合いそうなラーメンですね。


メニュー表ではライス2百円、うーん悩むね。とか思っていたら、後客はカレーうどんに半ライスを注文。


あるんか〜い、半ライス。次はそれもいいね、とか思いつつ完食。スープを飲みつつ、ほのかな旨味がニンニクなのか悩む。そしてわからないまま、レンゲを置く舌バカの自分。


町内に一軒欲しい、そんな蕎麦屋さんでした。


ごちそうさまでした。