今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 109)醤油ラーメン+野菜かき揚げ

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梅もとはいわゆる立ち食いそば屋だけど、レギュラーメニューにラーメンがある。とりたてて尖ったところはない、シンプルな醤油ラーメン。


普段は横目に見ながら出勤するものの、今日に限って、朝っぱらからラーメン食べたい、なんて矢野顕子ばりのパッションに突き動かされる。


となると、梅もとがありがたや。


ラーメンでは野菜不足が否めないので、野菜のかき揚げをトッピングする。むしろ油過剰を心配するべきではないかと言われれば、その通りだ。


食券の組み合わせを見ても、窓口の店員さんは何ら動揺することもない。たぶん、たまにある注文なんだろうな。


別皿に盛る?  などの確認もないまま、丼ぶりの中央にかき揚げが鎮座される。ビジュアルが壮観ですね。


まずはスープをひと口。澄み切った鶏ガラ醤油。そうそう、基本のラーメンってこんなのだよね、といった風情。


コクだの、キレだの、立ち食いそば屋のラーメンにこれ以上求めてはいけない。ラーメン評論はラーメン屋さんでやるべきだワ。


さて、かき揚げにとりかかろうかね。レンゲで崩しつつ、スープに浸しては食べる。


野菜というより、衣を食べている感じ。いわば、お好み焼き。それなら、おいしくないわけがない。


コショウをひと振りして、黄色い縮れ麺、シャキシャキのワカメ、クニクニした歯ごたえのメンマをいただく。どれもなぜか懐かしい味だナ。


そうこうする間も、衣は全力で鶏ガラスープを吸っていく。お団子になる前に頑張って食べよう。


おっと、コイツはすっかり脇役になった虎の子のチャーシューじゃないか。シンプルでいいね。


さて、あらかた食べ終えたのち、かき揚げをモロモロに崩して、残りの麺とかきこむ。


もう、こうなると何を食べているんだかわからんようになるな。油がきいてる自覚はあるけどサ。


ふう、1.5 食分のカロリーと塩分を摂った気がするな。気のせいじゃなさそうだけどな。


また、朝から矢野顕子病にかかったら、梅もとに寄ろう。


ごちそうさまでした。