何度もいうけれど、なか卯のみそ汁はおいしい。
京風うどんを出すだけあってダシが抜群においしい。ゆえに、たまに食べないと気が済まない中毒性がある。
そんな強い動機でなか卯を訪問、ひとしきり券売機をみて、目玉焼き朝定食、さらにとん汁へと変更してみる。お野菜が食べたい年頃です。
これだけでも十分なんですが、もうちょっと色気が欲しい、正確には食い気だけども。
いったん戻ってきたお釣りを取り上げ、再び券売機に投入して、単品ベーコンを購入。いいよね、ベーコン。
ほどなくやってくる My ブレックファースト。
見目麗しい目玉焼きを取り上げ、ご飯にオン。目玉焼き丼ぶりを作成。黄身に穴をあけて醤油を流し込んで、軽く箸で裂いたら出来上がり。
なか卯は親子丼にも注力してるから、玉子の質もいいんだよね(独断)。ねっとりと濃いオレンジの黄身をご飯にまぶして、味ノリで巻いてパクリ。
ううーん、日本人に生まれてよかったと叫びたくなる味。世界の中心は、ここです。
さて、期待のとん汁。ひと口すすればダシが鼻腔をくすぐります。安定の、安心の、クオリティ。
根菜がたっぷりの具をほおばる→ご飯をほおばる→よく噛んで、ダシで流し込む。
いや〜これがみそ汁と差額100 円なら文句なし。100 円玉で買える温もり、熱いとん汁握りしめるよ、オレァ。
さて、こちらも 100 円の単品ベーコン、1枚 50 円なんてケチくさい計算をしてはいけない。
ベーコンのご飯との相性がいいのはわかりきってるんだから、きっと値段負けなんてしない。
ほら、ホテルのバイキングとかいったら、ベーコンとかスクランブルエッグをついつい食べちゃうでしょう?
ベーコンには朝食に欠けた何かを補う力があるんだよ、ないかな? あるよね?
閑話休題、まずは1枚目の半分をパクリ。ちょうどいい塩っ気がたまらんねぇ。
ご飯をたっぷり頬張って口内調味、具材が売り切れたとん汁も、ダシで加勢してくれて、いつまでも続いてほしいような殿様気分の朝食。
とかいってるうちに完食。後客が先に退店しているから、よく噛んだ食事は実践できたかな。最後に、グラスになみなみ注がれた冷たい緑茶を一気に飲み干す。
なぜだか朝のなか卯では、電子琴のような音で懐かしのメロディが流れているんだけど、ちょうど H2O の「想い出がいっぱい」を尻目に席を立つ。
大人の階段のぼる、黄身はまだ、シンデレラさ。
うん、自分でも何が言いたいかわからなくなってきた。とりあえず、期待以上においしかった。
ごちそうさまでした。