今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 142)かき玉うどん

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暑いときこそ、熱いものを食べる。

エビデンスがあるのか、精神論なのかはともあれ、古来そう言われてきた、気がする。


胃が疲れ気味のこの頃、わが胃にやさしさを与えたくて、うどんを選択。しかも油物よりもやさしそうな卵、さらにあんかけを選択。もはや胃を甘やかしている様相。


まずはうどんをすうっと1本ずつすくい上げ、フウフウ、ツルツル。甘辛のあんがからんで、おいしいネ。ハフハフとよく噛んでから飲み込む。


フワフワの卵を箸で持ち上げてパクリ。滋養に満ち溢れてる味で、咀嚼もそこそこに飲み込む。汗が噴き出すけど、サウナ気分で悪い気はしない。


シャキシャキの水菜はツユに漬け込んで熱を通しておこうと、沈ませておく。


あとはひたすらにうどんをツルツル。


やがてシャバシャバになっていくあんかけの変化も趣き深い。ツユが冷めていくのと並行していて、どんどん食べやすくなり、うどんツルツルも加速していく。


やがて水菜がこんにちは。

すっかり煮えた水菜をいただき、器を持ち上げてツユをごくり。夏こそ熱いもの消夏法、効くとは思うけど、デオドラント必須の汗だくです。


最後のお楽しみにとっておいたグラスの水をグイッと飲み干し、炎天下に再び舞いもどろう。


ごちそうさまでした。