今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 143)涼彩そば

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その名を聞くだけでも涼しげな、涼彩そば。名づけの勝利というか、それだけで正義。


店頭のディスプレイをみるに、いろいろのった冷やしそばといった風情。豪華なムジナかな。


ともあれ、冷やしの季節もあとわずか。ここぞとばかりに暖簾をくぐる。


大テーブルの角を陣取り、グラフの水をちびりと飲む。お楽しみは、これからだ。しばし店内を見渡しながら、到着を待つ。


やってきたのはオールスターといった様相の冷やしそば。


最近は冷やし中華に対抗するのか、てんこ盛りな冷やしそばを出すそば屋さんが増えた気がして嬉しい限りです。


さて、つゆを回しかけて、イザいただきます。


わかめクキクキ、

たぬきサクサク、

きつねアマーイ、

なるとモチモチ、

たまごシットリ、

きゅうり清涼感。


なるほど、オールスター級のスタメンでもそれぞれ役割を果たすと、チームとして機能するんですね。まるで明訓高校のようですナ。


時折紅ショウガをつまんで口をサッパリさせつつ、あっという間に完食。ボリュームを感じさせない味の曼荼羅、幸せな時間でした。


蒸し暑いし、まだ残暑も来るんだろうけど、さわやかなひととき。涼彩、ことばのチカラですね。


ごちそうさまでした。