今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 153)鶏煮込みラーメン

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ラーメンに限らず、麺類はのびるとおいしくない。汁を吸ってだんごのようになって、味わいはともかく、喉越しは皆無に堕す。


煮込んでものびにくい、鍋専用ラーメンがわざわざ開発されてることからも、煮込みと麺類のマリアージュはうどんがベストなんだろう。


で、鍋焼きラーメン


高知県須崎市の名物だけど、こちらはそれとは関係ない、親子丼やってるんですけど、鷄ダシとれましたんで、といった風情のついでラーメン。


やってきたのは意外にも細麺、のびないのかな。具は菜っ葉と鶏肉少々で、いわゆる腕組んでる店の「ラーメン」料理というより鍋のしめ感覚かな。


まずはスープ。端麗で間違いのないおいしさ。ついてきた調味料はラー油とコショウ。とくにラー油は、煮立ったスープで香りが立っておいしい。


しばらくはマジメに取りわけて食べていたけど、冷めてきたし、取り皿いらないかな。ダイレクトに食べると、アチチ、のどが喜んでます。


おいしいけど、具がもうちょっとほしいナ。専門が親子丼だから、そば屋以上にラーメンの具なんてないよな〜。くうう、もう食べ終えちゃった。


自宅なら、ここにご飯入れておじやなんだけど、叶わぬ夢。スープを心ゆくまで飲んで、レンゲを置く。


本場(?)須崎の鍋焼きラーメンも食べてみたくなりました。むか〜しラーメン博物館で食べた記憶もあるような、ないような、曖昧な日本の私。


ごちそうさまでした。