今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 154)半チャン+辛口ラーメン、餃子付き

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街中華という言葉がある。造語なのが信じられないくらい、すごく腑に落ちる。


何というか、ずーっと昔からあったかのように、定義をつぶさに調べなくとも使いやすい。さすがプロの仕事。


さて、本日のセットの黒板にひかれ、駅前の中華屋さんにふらり立ち寄る。何というか、街中華そのもの。こうなると分煙してないのも味のうちだナ。


席について日替わりセットを頼んだのち、魔がさして餃子もつけてしまう。明らかに食べすぎだけど、店の雰囲気がついそうさせる。罪なオミセ❤︎


麺と米、ダブル炭水化物なのは承知です。ただ、休肝日なのでビールまで重畳しないのがせめてもの良心。


いや、自分のカラダ以外には、何の迷惑もかけてないけどさ。


さて、ほどなくやってきたのはいわゆる半チャンラーメン。辛口といっても、激辛とは一線を画した優しめの味。醤油ラーメンに豆板醤、といった程度。


具をみれば、ホウレンソウ、チャーシュー、ノリ、ネギなど正調昭和ラーメンといった風情。スープを飲むと鶏ガラのたしかな味が感じられます。


麺をスルスルと食べては、スープをゴクリ。左手でレンゲを操り、チャーハンかきこんでは、スープをゴクリ。ふう、忙しいな。


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ここで、餃子さまの御成り。小皿に酢とコショウのツケダレをこさえて、ひとつパクリ。


うん、酢コショウは、肉の甘みが感じられていいナ。かじった断面にもう一度酢コショウをつけてパクリ。


モチモチの皮に焼き目はさっくり。思わずもう1つパクリ。大アタリした喜びについイタズラ心で、最後の1つはラーメンスープに漬け込んじゃう。うふふ、あとで会おう。


さて、ラーメンに戻る。チャーシューやメンマを食べては、白飯がわりにチャーハンをかきこむ。


明らかに塩分過多、だが中華屋さんでそんなこたぁご禁句。ひたすらに今だけをみすえて食べる。


チャーハンをやっつけ、麺を食べ終え、残るはスープに浮かぶ餃子のみ。


自らのイタズラに恐怖しつつ、恐る恐る食べれば、まだまだ焼き目はさっくり。でも全体に旨みスープがしみてます。お行儀ワルは、やはりうまし。


はっきりいって、商品化できますね。「焼き餃子の辛口スープ餃子」。ぜひとも、レギュラーメニューに加えていただきたい。


そんな、願望を胸に秘めつつ完食。グラスの水で体内の塩分を希釈して店をあとにする。


やっぱいいね、街中華。毎日だと、太りそうだけどサ。


ごちそうさまでした。