今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 88)目玉焼き定食

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目玉焼きを好む人は多い。老若男女、分け隔てなく多い。


そんな目玉焼き界隈では、何をかけるか問題がよく議論される。


ソース、塩コショウ、しょう油、ケチャップなど、それぞれ家庭環境にもからむ思い入れがある。


あるいは半熟か、固焼きかも問題になるところかもしれない。ご飯とあわせるなら半熟、パンとあわせるなら固焼きがいいかな。


しかし、目玉焼きをいつ食べるか問題は人びとの興味の対象とならない。


「えっ朝でしょう?」という固定観念の強さがそうさせているのだろう。


そして、ランチタイムの目玉焼き定食。定食の部では最安値におかれているそれは、ブランチとしての需要も見越したものかもしれないナ。


まあ、あまり重いものは食べたくなかったので丁度いいや。


頼んでみましょう、昼目玉焼き。味は保証されてるんだから、ためらうこともない。


さて、やってきたのは2つ目の目玉焼き。ほほう、ランチだからボリュームごあるほうがいいもんね。まずはみそ汁をすすりながら全体を把握。


煮物、漬け物もオカズとせねば、ご飯が余るかもしれないな。うかつに勢いに任せず、慎重に行こう。


まずは固焼きっぽい目玉焼きにソースをチラリ、白身を切り分けてパクリといただく。ほこほこした黄身の食感がなんか、懐かしい。


ソースとご飯が合うのか問題は、トンカツ様か解決してくれたとおり。スパイシーなソースと淡白な目玉焼きでご飯をかきこむ。


おっと、漬け物も大事なオカズだね。キュウリとタクワンの塩っ気、そしてポリポリした食感はオカズぢからに満ち満ちてます。


淡麗なオカズの日は、ご飯をよく噛むのがコツ。噛めば噛むほどにじみ出る甘さがいいよね〜。あー小市民のシアワセ。


さて、サラダにはサウザンドレッシングがついてるね。アルミホイルをひっくり返して、キャベツに混ぜ込む。


パリパリ冷たくておいしい。冷たいのも味のうちだなーとしみじみ思う。


さて、2つ目の目玉焼き、半熟っぽいほうをオンライスして、黄身を一閃、しょう油をたらす。


うん、いいぞ目玉焼きどん。西郷どんみたいな安心感がある。


で、ここで半分残ったしょう油キャベツにしょう油を回しかけ、ご飯と交互に食べ進める。


うん、立派なオカズだ。ズズッとみそ汁をチェイサーにすすりつつ、自らの選択に満足する。


ふう、軽めだけども満足感の高い食事だったナ。目玉焼きを食べる時間帯?  そりゃ食べたいときが一番でしょう、と結論。


ごちそうさまでした。