今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 99)おかかたっぷり! 明太のり弁当

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ふだん、あまり弁当を食べない。お昼は気晴らしも兼ねて職場を離れることにしているし、こうしてたまに休日の昼に横着するときくらいだナ。

さて、バタバタしていた遅いお昼はコンビニご飯。夜までの時間を思えば軽めのメニューがいいなぁ、と近所のセブンへ。


最寄りのセブンはいろどりみどり、カップ麺とオニギリの組み合わせはたまに食べるので、ここはお弁当にしよう、そうしよう。


百花繚乱のお弁当売り場は心がときめく。ネット記事でセブンは量を減らしてお値段据え置き、なんて読んだけど、それでも十分量に思える。


しばし悩んだすえ、明太のり弁当を手にとる。ずっしり。みれば 800 kcal もあるではないか。ほほう、かなりの使い手だねえキミは。


カロリーオーバーにつき、スープがわりと思っていたミニカップ麺を泣く泣く棚に戻し、のり弁ひと筋でやっていこうと誓う。頼むぜ、のり弁。


家に帰ってレンジでチン、1分50秒とあるけどまあいいや。微妙に横着して2分でチン。チンなんて鳴らないけど、動詞としてはチンするわけで。


冷蔵庫から麦茶を取り出し、グラスに注いで時を待つ。ピーって音とともにショーの始まり、フタをあければ湯気が幕のように上がっていく。


コロッケ半分、しっとり。

白身のフライ、主力のはたらき。

焼きそば少々、ホントに少々。

竹輪磯辺揚げ、ねっとり。

だし巻き卵、あまーい。

明太、フタについた明太子をこそげる。

おかか、香り高い。


うん、ご飯が倍あってもいけるオカズの陣容だな。大技、小技、なんでもできそうな連中をパクつきながらニンマリ。


よくみれば隅っこには温まった壺漬けが。すかさずポリポリ。隠れていたキンピラやコンブも、もちろん、見逃すわけもなくいただきます。


このクオリティの弁当が手軽に買えるんだから、独立系の弁当屋や個人経営の定食屋さんがなくなるわけだ。


まあ店の改廃は経済の話だから、個人の感想としての良悪ではなく、大きな流れに任せようかネ。みんな違って、みんないいの精神ですわ。


さすがに味が濃い目なので、麦茶をおかわりして箸を置く。うまい、安い、早いだねぇ。


ごちそうさまでした。