今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 108)和牛のリブロースステーキ丼

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筋肉質を目指して、蛋白質を意識する日々。不惑をゆうに超えての体質改善は、つらくもあるけど、実現可能なものか興味深くもある。


で、本日はステーキ丼。前回食べた記録をみるに

ほぼ半年ぶりですな。ついつい麺に偏りがちな食生活を反省すること猿の如し。


カウンター席が1つ空いていたので、スルスルと滑り込み、おしぼりを受け取りつつ、ステーキ丼を注文。手早くおしぼりで顔を拭く。


流れるような動き、無駄のない所作、オヤジ道なら初段クラス確定。それにしても満席で2階まであるのに、店長1人で調理していて感心する。


カウンターで厨房の香りに焦らされたのち、やってきましたリブロース丼。部位的は肩あたりらしいけど、赤身が多くて、蛋白質豊富に違いない。


まずは赤だしをひと口、相変わらずいいおダシです。プチトマトがキレイなミニサラダもワシワシ食べる。もはやベジファーストは習慣です。


さて、ステーキ丼。ししとうは彩りかな〜と思って油断してかじりつけば、気のせいかもしれないけど辛いヤツだ。慌てて赤だしで中和する。


肉を端に寄せ、まずはタレご飯をパクリ。間違いのない、正義の味がここにある。お新香を食べて、さらにご飯を食べてゆく。


肉が余り気味だな〜となったところで、肉とご飯を交互に食べてゆく。これこれ、この幸せのために肉を前半は抑えていたのだよ、ふふふふふ。


ガツガツ食べながら考える。よく歩き、階段を登り、思い出したように筋肉に力を入れよう。疲れるけど、すべては健康な明日のために、だな。


明日は、どっちだ? って聞かれそうだけど、歳くって、久しぶりに再会した旧友と酒を酌み交わしたい。その程度の健康な未来でいいんだよね。


よく噛んで、ひたすらよく噛んで、やがて残る最後のひと切れ。残ったご飯をかき集めて、丼ぶりのフチからかきこんで食べる。うまし。


最後は、少しぬるくなった番茶をスルスルと飲んで席を立つ。さて、食後の消化によくありませんが、ひと歩きして会社に帰ろう。


ごちそうさまでした。