お昼抜きで一気に働こうと目論む朝。何を食べたものかひとしきり悩むも妙案が浮かばず、なか卯へと流れつく。牛丼もいいけど、定食かな。
選んだのは目玉焼きベーコン朝定食、みそ汁をとん汁に変えてボリュームアップ。これなら夕方までもつ、かもしれない。
大正琴による和風(?)BGM が流れるなか待つことしばし、やってきました朝定食。ご飯とみそ汁の配置が独特ですが、んなこたぁいいんだよ。
目玉焼きはいつも通りキレイな 半熟強。ヨイショとご飯にのせて、黄身を箸でひと突き、旨だし醤油を流し入れて目玉焼き丼の完成です。
まずは、黄身とご飯をパクリ。おお、旨だしがきいてるな。お次はノリで白身を巻いてパクリ。磯の香りがたまらんですヨ。
ベーコンをひと口かじってご飯をかきこむ。ベーコンのおかずヂカラたるや「はかいのつるぎ」に「はやぶさのけん」を合わせたくらいあるね。
ここでとん汁をズルリ。相変わらずダシがきいてる。何度でも言うけど、京風うどんを出すだけに、なか卯のみそ汁系はダシがいいのダ。
青ネギ、サトイモ、人参、玉ねぎ、レンコン、ゴボウなど。ぶた肉が脇役になりかねないほど根菜が豊富。香りとうがらしで味に変化をつける。
時にご飯におかずをつけず、じ〜っくり噛んで甘みを感じたところで、とん汁で流し込む。新米の季節だな〜。なか卯がどうであれ、恵みに感謝。
ふと気づけば、大正琴で流れるのはレベッカのフレンズ。どんな選曲なんだろう。ともあれ、ママの顔さえも見れなかったウブな年頃を懐かしむ。
朝からエネルギーは満タン、センチメンタルも充填。あとは目の前の現実と闘うのみです。時が止まる気がするくらい、とにかく時間が足りない。
ごちそうさまでした。