年々野菜を食べたくなる。かつては青くさいだけの添え物だったし、牛が牧草食べてるから、肉だけ食べればいいんだなんて屁理屈も楽しかった。
しかし、健診のたびに数字は悪くなり、通院のたびに薬を増やされたりすると、さすがにそうも言っていられない。野菜、食べさせてください。
こちらの肉野菜炒めは久しぶりだな。−70 円で肉抜き、オンリー野菜炒めにもなるけど、タンパク質も大事だからサ、と自分に言い訳する。
まずはみそ汁をズズズ。豆腐、わかめ、油揚げの正調みそ汁だね。みそ含めて大豆だらけだな。日本人、大豆好きだなーと感心する。
さて、野菜炒め。見たところ、玉ネギ、にんじん、キャベツ、白菜、ピーマン、もやし、青梗菜、シメジ、ニラ。これだけ揃えるのは大変だ。
SNS 映えはしない風体だけど、野菜欲が満たされ、心も浄化される。季節のお野菜いかがです? なんて藤岡琢磨の顔も浮かんでくるナ。
付け合わせはキュウリと大根の漬け物、小鉢は大根とにんじんと豚肉の煮物。実家にいるようなメニューに心底ほっとする。ここで粉茶をゴクリ。
AM ラジオの流れる店内、数多いサイン色紙、金魚が泳ぐカウンター。こんな平成の景色もやがて失われていくんだろうな。今のうち楽しもう。
こちらの BGM ラジオは大沢悠里だったけど、ゆうゆうワイドが終わってからはニッポン放送になってるな。これも時間の流れだな。
安住紳一郎さんが言っていたけど、AM ラジオはいま衰退の一途らしい。ネットがこれだけ普及すると、たしかに苦境になるのはわかる。
TBS ラジオはナイター中継から撤退したし、聴取率調査もやめたとか。通勤や散歩中に AM を愛聴するリスナーなので、寒い時代になったもんだ。
ともあれ、料理はホカホカ、うまうま。栄養つけて、午後の気力が湧いてきますね。新しい時代をつくるのは老人ではない、頑張らなくっちゃ。
ごちそうさまでした。