今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 129)自家製・牛丼

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牛丼が食べたい、そんな家族のリクエスト。なるほどサラリーマンはたまにお世話になりますが、家族は機会がないといえばない。


人数分をお持ち帰りで買ってきてもいいけど、以前つくったレシピがおいしかったと妻からのコメントもあり、買い出しして、キッチンに立つ。


お肉はアメリカ産で十分。吉野家アメリカ産だし、ぐつぐつ煮込むから、肉質よりも脂身の割合が大事なんではなかろうか、ね?


まずは水 500 mL 白だしと玉ネギを入れて中火で煮立てる。火が通ったらしばらく煮立てていったん火を止める。すると玉ネギが透明に。


そこにしょう油 60 mL、みりん 140 mL を加えてひと煮立ち。グツグツいってきたら肉を入れ、ほぐすように弱〜中火で蓋をしてコトコト煮込む。


吉野家は白ワインなどで複雑な味に仕上げてますけど、再現は難しいから家メシはシンプルに。クッキングパパでかつて読んだレシピです、これ。


再び冷ましながら味を染み込ませて、しばらくして味見。うん、無難においしい。そもそもずっと匂いを嗅いでいるからオナカもすくわな。


ご飯にのせて食べると、若干肉厚で咀嚼回数が要るね。みりんと牛脂の甘さでスッキリしていて、玉ネギも歯ごたえが残って理想的だけどサ。


家族はおいしい、おいしいと食べてくれるけど、牛丼屋の質の高さを知っている身としては、気持〜ち物足りなさを感じるかな。


たかが牛丼、されど牛丼。専門店のクオリティに改めて感心しました。お手製牛丼も悪くないけど、やはり牛丼ひと筋うん十年には敵わないナ。


ごちそうさまでした。