牛丼が食べたい、そんな家族のリクエスト。なるほどサラリーマンはたまにお世話になりますが、家族は機会がないといえばない。
人数分をお持ち帰りで買ってきてもいいけど、以前つくったレシピがおいしかったと妻からのコメントもあり、買い出しして、キッチンに立つ。
お肉はアメリカ産で十分。吉野家もアメリカ産だし、ぐつぐつ煮込むから、肉質よりも脂身の割合が大事なんではなかろうか、ね?
まずは水 500 mL に白だしと玉ネギを入れて中火で煮立てる。火が通ったらしばらく煮立てていったん火を止める。すると玉ネギが透明に。
そこにしょう油 60 mL、みりん 140 mL を加えてひと煮立ち。グツグツいってきたら肉を入れ、ほぐすように弱〜中火で蓋をしてコトコト煮込む。
吉野家は白ワインなどで複雑な味に仕上げてますけど、再現は難しいから家メシはシンプルに。クッキングパパでかつて読んだレシピです、これ。
再び冷ましながら味を染み込ませて、しばらくして味見。うん、無難においしい。そもそもずっと匂いを嗅いでいるからオナカもすくわな。
ご飯にのせて食べると、若干肉厚で咀嚼回数が要るね。みりんと牛脂の甘さでスッキリしていて、玉ネギも歯ごたえが残って理想的だけどサ。
家族はおいしい、おいしいと食べてくれるけど、牛丼屋の質の高さを知っている身としては、気持〜ち物足りなさを感じるかな。
たかが牛丼、されど牛丼。専門店のクオリティに改めて感心しました。お手製牛丼も悪くないけど、やはり牛丼ひと筋うん十年には敵わないナ。
ごちそうさまでした。