寒い晴れた空は、何となく寂しくて、せめてカラダだけでも温まりたい。そんな理屈をこねて立ち食いそばののれんをくぐる。
あれ券売機のレイアウトが変わってるな。トッピングの種類が増えてる気がする。おっ、コロッケそばは新作ダネ、嬉しくてついポチり。
こちらには珍しく長い名づけ「北海道男爵コロッケそば」。ほかがイカ天、春菊天などだから異色の力の入れようです。期待値上げてまうやん。
男爵とは明治時代に川田男爵が持ち込んだジャガイモの品種に由来するんだけど、「いも」が抜けてるとコロッケに爵位がついてるように思える。
たしか偉いほうから公侯伯子男だから爵位としては低いナ。んなこたぁ味に関係ないんだけどサ。などと下らないことを考えているうちに出来。
おお、丼ぶりのフチには、コロッケが半身浴しております。揚げたてアチアチを持ち上げてパクリといけば、ご自慢の男爵いもがトローリです。
朝はそばが都度茹でなのも嬉しい。そういえば以前は更科と田舎で券売機を二分していたのに、今は更科はオプション扱い、+10円になってたネ。
コロッケは薄い衣にもかかわらず、意外にもろもろにならない。上品な街のそば店では味わえないジャンクさを堪能して、ツユをいくらか飲む。
炭水化物ばかりで野菜不足が気になりますが、コロッケにミックスベジタブルが入っていたので大丈夫かな。1日のよいスタートが切れそうです。
ごちそうさまでした。