今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 133)ソーセージエッグ定食(とろろ)

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牛丼屋で牛丼を食べない。ラーメン屋でチャーハンを食べるように、そば屋でカツ丼を食べるように、そんな選択肢もあるのです。


さて、松屋の朝定食は充実のラインナップ。鮭、とん汁、いやいやシンプルに玉子かけごはん。悩んだすえにソーセージエッグ、とろろを選択。


選べる小鉢には牛小鉢もあるのですが、蛮勇を奮ってスルー。何というか、胃腸の問題。牛を咀嚼するよりも、とろろをツルッといきたいのねん。


まずは目玉焼きをご飯に乗せ丼ぶりをつくる。サラダにはフレンチドレッシングをこれでもかとふりかけ、海苔の袋を開けて戦闘準備は OK


まずは、ベジファーストでサラダをパクリ。爽やかな酸味が胃を目覚めさせます。ソーセージをかじって目玉焼き丼をパクリ、うーんシアワセ。


黄身はもちろんのこと、淡白な白身しょう油がかかると本領を発揮しますね。海苔を巻いたり、お新香と合わせるうちにご飯は残りわずか。


おっと危ない、とろろの出番がなくなるところだった。しょう油をかけて軽くかき混ぜご飯にトロトロとかける。おや、海苔がかぶってるな。


モノクロのとろろご飯に紅生姜を添えて彩りはバッチリ。お新香、味噌汁と合わせると、後半戦は精進料理的な趣き。ズルズルとご飯を食べる。


ついつい飲みこんじゃうけど、よく噛まないとかえって消化に悪そうだ。流し込まずによく噛もう。改めて生食できるイモなんて不思議だなぁ。


自然薯が日本古来の品種だっけ。いずれにせよ、食が飽和した現代人としては、昔のひとは食べられるものはなんでも食べたんだなぁと感心する。


食べ終えると、口の周りがややイガイガする。これもまた味わいのうち、ペーパータオルでぬぐって、お茶を飲み干して席を立つ。また食べよう。


ごちそうさまでした。