今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 137)ポークカレー

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おせちもいいけどカレーもね。よく耳にしたフレーズを調べてみると 1976 年のキャンディーズによるテレビ CM 発だとか。想像以上に古いネ。

昭和も中期になると皆んな薄々おせちに飽きてたんだな。そもそも正月に火を使わないようにつくりおきしたものだし、物珍しさは元日だけかも。


そんな思いを秘めつつ、ココイチのカウンターに座る。おせちの華やかさは、オレには眩しすぎんのサ、などと自分に言い訳をしてみたり。


さて、あくまで軽食、オヤツがわりなのでココイチ名物のトッピングはなし。時短を目指してポークカレー、ご飯少なめの 200 グラムを選択。


程なくやってきたひと皿。カレーを食べるときのいつもの手順で、ソースを左、ライスを右に置いて、追い込み漁の如くライスを寄せつつ食べる。


ココイチに来たならば、無料の福神漬は必須。コリコリ食感がアクセントにもなるしね。おっと、辛みパウダーもパサパサかけとかなきゃ。


これって何辛相当なんだろう、などと考えつつ卓上をみれば、いつもあったウスターソースが見当たらず、甘くなるソースとやらが配されている。


カツとかトッピングしないと出なくなったのかな、ソース。あれをひと回しかけるのが好きだったのにな。残念だけど聞くほどのことではない。


ふと、若かりし頃カツカレーのカツに醤油をかけたら田舎者扱いされたことを思い出す。好きなんだけどナ、青森の人には奇異に映ったかな。


目の前にあるので甘くなるソースを試したくなるのが人情。ひとたらしして、急いでソースをすくってパクリ。スピードワゴンばりに甘〜い。


しまった、ついついカレーは飲み物を実践している。懐かしいなウガンダ。ともあれ、食道がアツイ。たった一日なのにおせち慣れしたかな。


さて、今年の初カレーは大満足のひと皿でした。食との出会いは命との出会い。今年もどんな食事が待っているものか、楽しみですね。


ごちそうさまでした。