おせちもいいけどカレーもね。よく耳にしたフレーズを調べてみると 1976 年のキャンディーズによるテレビ CM 発だとか。想像以上に古いネ。
昭和も中期になると皆んな薄々おせちに飽きてたんだな。そもそも正月に火を使わないようにつくりおきしたものだし、物珍しさは元日だけかも。
そんな思いを秘めつつ、ココイチのカウンターに座る。おせちの華やかさは、オレには眩しすぎんのサ、などと自分に言い訳をしてみたり。
さて、あくまで軽食、オヤツがわりなのでココイチ名物のトッピングはなし。時短を目指してポークカレー、ご飯少なめの 200 グラムを選択。
程なくやってきたひと皿。カレーを食べるときのいつもの手順で、ソースを左、ライスを右に置いて、追い込み漁の如くライスを寄せつつ食べる。
ココイチに来たならば、無料の福神漬は必須。コリコリ食感がアクセントにもなるしね。おっと、辛みパウダーもパサパサかけとかなきゃ。
これって何辛相当なんだろう、などと考えつつ卓上をみれば、いつもあったウスターソースが見当たらず、甘くなるソースとやらが配されている。
カツとかトッピングしないと出なくなったのかな、ソース。あれをひと回しかけるのが好きだったのにな。残念だけど聞くほどのことではない。
ふと、若かりし頃カツカレーのカツに醤油をかけたら田舎者扱いされたことを思い出す。好きなんだけどナ、青森の人には奇異に映ったかな。
目の前にあるので甘くなるソースを試したくなるのが人情。ひとたらしして、急いでソースをすくってパクリ。スピードワゴンばりに甘〜い。
しまった、ついついカレーは飲み物を実践している。懐かしいなウガンダ。ともあれ、食道がアツイ。たった一日なのにおせち慣れしたかな。
さて、今年の初カレーは大満足のひと皿でした。食との出会いは命との出会い。今年もどんな食事が待っているものか、楽しみですね。
ごちそうさまでした。