ラーメン大。いわゆる二郎系なんですけど、使い勝手がよいので、二郎より利用してます。3回食べればよさがわかるとの店内掲示もナットク。
券売機を見れば「煮干し」の文字を発見。豚の香り高きスープが売りなのに煮干しとは。チャンスは最大限に活かすのが私の主義なので早速実食。
トッピングのめんま、たまねぎ、味付卵などの誘惑に打ち勝ち、プラスチックのプレートをカウンターに置く。あとは仕上げをご覧じろ。
寸胴鍋の熱気で暖をとりつつ、店内に流れるラジオを聴く。北へ帰る人の群れのように誰も無口な店内と陽気なパーソナリティの声の対比たるや。
白/黒胡椒、ラー油、お酢、カレー粉、ラーメンダレなど卓上の豊富なトッピングをみていると、やってきました煮干しラーメン。さて、本番だ。
スープをひと口、ゴクリ。一味が合いそうだナ。煮干しといいつつ、基本の豚スープがガツンと効いてるネ。まずはもやしをスープによくまぶす。
で、ワシワシともやしを食べ、しばらくして麺にたどり着く。ゴワゴワ固い太縮れ麺が、濃い目のスープによくからんで、至福のひととき。
お楽しみのチャーシューをかじりつつ食べていく。ふと見ればお隣はスープを完飲。若いな、すごいな、ラーメン道をいく同志として尊敬する。
ラーメン道には血圧、コレステロール、尿酸と敵は多い。細く、長く、クネクネ曲がりつつ、麺のように長く生きるため、スープはそこそこ残す。
具材を平らげて、箸で底に沈んだ具を探っていると、大量の魚粉が浮かぶ。ここでスープをひと口飲むと、あ、煮干し感がすごい。本体はこれか!
うーん、十分おいしかったけど、もう一回食べないと煮干しラーメンとしての真価はわからんな、コレは。今度はよく混ぜてから食べなきゃネ。
ごちそうさまでした。