今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 140)パンダパンケーキ

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上野という街は、いつでもどこでも混んでいる。平日は知らないけど、休日に訪れるたびに驚くべき人混みにあふれていて、落ち着く暇がない。


もともと東北方面への玄関口で今も交通の要衝だし、美術館、博物館はいつもきらびやかな展示をしているし、動物園は安定の集客を誇っている。


そんな上野を訪れてのランチタイム。同道の家人が血糖低下を主張するので、どこかないかと店を探すも、なかなかどうして混んでいるのね。


そんななか、ようやく見つけたカフェで、テラス席を陣どる。せっかくだから名物っぽいのを頼みたいな、とメニューを眺めつつレジの列に並ぶ。


たこ焼き、サンドイッチ、エスプレッソ。まとまりのなさに我ながら呆れる献立のメインはパンダパンケーキ。とってつけた焼き印が可愛いカナ。


そもそも上野は街じゅうにパンダがあふれています。駅ナカの土産物屋も、なんなら隣の御徒町もパンダ。隙あればパンダを押し込んできます。


まあ、カンカン、ランラン以来のイメージは大きいのかな。絶対数なら和歌山・アドベンチャーワールドですが、上野は交通の便がよすぎますね。


もともとパンダとは、レッサーパンダの名前でした。しかしジャイアントパンダが発見され、彼らはレッサー(劣った)とリネームされたとか。


そんなレッサーパンダはいつの間にか上野動物園から居なくなっており、何重にも悲しい色やね。ともあれ、オヤツ感覚のパンケーキはおいしい。


都内ながらも観光地の空気感にあふれた土地柄がおいしさを倍増させているナ。小腹が満たされたところで、動物園でも散歩に行きますかね。


上野動物園は数百円で、世界三大珍獣オカピ、パンダ、コビトカバ)が同時にみられるし、起伏に富んだ園内は散歩コースとしても上等です。


さて、楽しもうかな。


ごちそうさまでした。