今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 219)特みそこってりらーめん

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「らーめん」とひらがな表記にするというのは、なにかのポリシーだろうか。たまに見かけますけど、何らかの法則は見出せていません。


おのおの店長と膝を突き合わせて確認するわけにもいかず、気になったら夜も眠れぬコロンボ魂。チャシューウメンとかいう誤記とは違う味わい。


何度も食べたこちらの店も、よくよく見れば、らーめん表記。まあ、味が確かなのは知っているので、特みそこってりらーめんを注文。


こってりもノーマルも値段は変わらない。ついついこってりを頼むので、ノーマルみその味がいつまでたってもわからないのが平和な悩み。


「特」部分については 150 円高くなる。ついつい「特」を頼んでしまうので、ノーマルとの差がどれだけあるのかわからないのが平和な悩み。


ともあれ、やってきましたわが一杯。ダシのきいた濃ゆーい味噌スープ、油膜が張った純連系ではないけど、ホカホカ芯から暖まります。


太麺にスープがよく絡んでおいしいな。シャキシャキのもやし、色づく玉子、甘みを発揮するコーン… ああ、アムロ、北海道の大地がみえる!


おいしさの表現は難しい。つい、めぐりあい宇宙になってしまうナ。ともあれ、一味がかけられたスープはキャンディにしてなめていたいほど。


ホロホロのチャーシューも肉厚で、なるほどお隣さんがライスを頼むのもうなずける。メンマとあわせてご飯がワシワシいけそうだナ。


私のなかでは百点満点ですが、欲を言えば、穴あきレンゲなら底に沈んだコーンを全回収できたなぁというくらい。ま、丁寧に探しましたけど。


すっかり汗ばみ、未練たらしくスープをすくう。おいしい、塩分過多、でもおいしい、そろそろにしよう。千々に乱れるおっさん心と冬の空。


つまり、ラーメンだろうと、らーめんだろうと、おいしければいいのだ、という当たり前の真理。オナカぽってぽてでシアワセをかみしめる。


ごちそうさまでした。