今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 144)塩むすび&豚汁

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立ち食いそば⇆牛丼屋ばかりの朝ごはんに変化をつけてオリジン弁当へ。いつもと違う行動をすると、妙だなってコナン君に疑われそうだけどサ。


朝に出ているお弁当はチキンタツタのり弁とタルタルのり弁。油ものは重たいかな〜とおむすびコーナーに向かい、居並ぶおむすびを睨めつける。


ここは潔く塩むすびにしよう。おむすびというより握り飯といった風体は清貧、清廉といった形容詞が似合う。栄養バランスで豚汁もつけるかな。


セルフ式の豚汁は、何となく人間性を試されている気がする。器いっぱいに具を欲張りたいけど、蓋が閉まらないのもみっともない。ムムム。


ゴボウ、ニンジン、こんにゃく、油揚げ、サトイモなどを入れる。おっ、ブタさま発掘。ここで汁をいれ、七味をかけ、蓋が閉まってホッとする。


さてさて、持ち帰ったらすぐに食べねば豚汁が冷めちゃう。まずは塩むすびをパクリ。米の甘さがわかる絶妙な塩加減、よく噛んで飲み込む。


そして豚汁、ひとくち飲めばどことなく生姜がきいてる気がする。サトイモはとろとろで簡単に舌でつぶせるやわらかさ。具沢山は嬉しいね。


塩むすびをかじり豚汁をすする至福のひととき。ひとりキャンプをするような、山頂で食べたくなるような、思いがけない朝ごはんになりました。


野菜たっぷりでヘルシー、カロリー控えめでうれしい、何よりもお財布にやさしい。また、食べようと思えるシンプルメニューでした。


ごちそうさまでした。