今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 225)二色もりそば

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やっぱりそばが好きっ。なんの決意表明かはともあれ、結構な頻度でそばを食べている。とくに朝の出勤途中の立ち食いそばがおいしい。


しかし、朝にそばを食べるとさすがに昼は違うものを食べたくなる。麺類の連続には抵抗がないので朝そば、昼ラーメンなんてこともしばしば。


で、久しぶりの昼そば。こちらの店は実に久しぶりです。いわゆる本格そば店で、うどんがなければ、たぬきそばもないのが潔いところ。


更科と田舎の2つの味が楽しめる二色もりそばを注文。お茶をすすりつつ、壁のテレビをみつつ到着を待つ。ワイドショーはいつでも煽情的だな。


やってきました二色もり。白い更科はいわばそばの吟醸。繊細で細く、なめらか。いっぽうの黒い田舎はそばの全粒粉。やや太く、しっかり食感。


みんな違ってみんないいのだ。

まずは、更科、つゆのみ。次に田舎+ネギ入り。

さらに更科+ワサビ。しまいに田舎+七味。


少しずつ薬味を足して、味変を楽しんでいると、鉄瓶に入ったそば湯がやってきます。とろっとろのそば湯をいただけば、滋味、ルチンが満タン。


何というか、寿司店に持ち帰りや回転寿司、銀座の三つ星までいろいろあるように、そば店にもいろいろあっていい。ここは心の三つ星店ですヨ。


そばは茹でたてを手繰るのが一番。勿体ぶることなく、スルスル食べてサッと席を立つ。また、朝が立ち食いそばでないときに、こようかナ。


ごちそうさまでした。