今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 153)ねぎとろ丼

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いつも人気の和食屋さんだけど、今日は殺気立つくらい賑わっている。なんとかカウンターに滑り込めたけど、後客は満席です〜といった具合。


唐揚げ気分で注文すると「すみません、揚げものはヒジョーにお時間をいただきますが」とのお答え。なるほど、本日はてんてこまいなのね。


カウンター席から丸見えの厨房に刺し身や焼き物が並んでいるけど、揚げものは追いついていない様子。こだわりもないので、ねぎとろ丼を頼む。


ねぎとろ、久しぶりだ。急に魚気分が盛り上がってきたので、ウキウキ待ってるとあっという間にやってくる。揚げものの人、なんかゴメン。


まずはマグロをねぎと和えつつ、丼ぶり上面に敷きつめる。小皿で溶いたワサビ醤油を回しかければ仕上がりです。さてさて、みそ汁をひと口。


あとは一気呵成にかきこむのみ。米粒よりもふわふわのマグロに、シャキシャキねぎの歯ざわり。我が手を遮るものは何もない。いざ食べ進まん。


それなりによく噛んだつもりだけど、先客の隣のマダムをあっという間に追い越して完食。ちょっと恥ずかしいので、お茶を飲んでみたりする。


でも、満席の状態で粘る勇気があるでなし、隣のマダムに笑われるわけでなし、そそくさと席を立つ。今度は揚げものリベンジしたいな。


ごちそうさまでした。