今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 249)黒担担麺

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悪魔のように黒く、地獄のように熱く、口づけのように甘い。良いコーヒーの条件らしいですが、黒い食事は意外と少ないのではないか。


パッと思い浮かぶのは、ワカメ、ノリの海藻関係と、イカスミのパスタくらいかな。ほかにもあるだろうけど、私の行動半径ではこんなもん。


そういえば、ゴマも。赤飯にゴマしおをかけるくらいで、ゴマそのものを食べることはあまりない。七味に入っているけど、意識して食べない。


こちらの担担麺はゴマの香り高い一杯ですが、黒ゴマを選べる。するとやはり黒ゴマならではのコクが加わり、さらに香り高くなる(気がする)。


細麺なので仕上がりは早い。「お酒です!」と書かれた謎の辛味液(沖縄のコーレーグスみたいなものかナ)を回しかけ、ラー油をひとたらし。


サービス券でもらえる実質無料の玉子をのせれば完成。まずはスープの上澄みに浮かぶ、香るゴマペーストを丁寧にすくいとっては口に運ぶ。


細麺なのでのびる前に食べてしまおう。ゴマの甘みと深いコクが縮れ麺にからんでたまらない。ほんのりとゆずの香りがするのも GOOD です。


ニラは風味が際立ち、青梗菜は歯応えを主張。程よい辛味で汗をかくので、グビッとお茶を飲んで涼を貰う。ジャスミン茶を出す店にハズレなし。


玉子は黄身がホクホクで、スープにピッタンコ。ホロホロのチャーシューも絶品で、あっという間に完食。ゴマは体にいいけど、スープは残そう。


ふう、大満足の一杯でした。


ごちそうさまでした。