今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 167)自家製・サバのお好み焼き

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お好み焼きというのは、自宅でつくるのはなかなかに難しい。フライパンでつくれば、見境なく広がってしまい、ひっくり返すのが大変だからだ。


小麦粉に目分量で水を入れモタッとさせたところに、だしパックの中身を入れて、玉子をひとつ。よーくかき混ぜ、キャベツの千切りを絡ませる。


ここに、冷蔵庫で出番を待っていたサバ缶をドッサリ。小さめのフライパンを弱めの中火で温めたら、マヨネーズとオリーブオイルを投下する。


熱が入ったら生地をポタリ。形を整えながら焼き目をつける。全体がフワフワとクラゲのようにつかみどころなく、どうやってひっくり返すかね。


けっきょく大皿にスライドさせるように取り出して、フライパンをかぶせるようにひっくり返す。何度か繰り返して、なんとかお好み焼きの完成。


ソースをかけ、青のりをふって、いざ実食。押さえつけていないので、フワフワと食感よく、たまに当たるサバの身がアクセントとなっている。


つくるのは20分くらいかかったけど、食べるのはものの数分。下手なりにでも料理をすると、ふだんの外食のありがたみがしみじみとわかるナ。


いろいろと世情は移りゆくけど、できることをするしかない。お世話になっている外食産業を食べ支える、なんてのもできる範囲でやらなくちゃ。


ごちそうさまでした。