今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 269)朝そば

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箱根、高幡、狭山。各私鉄は、立ち食いそば店に沿線のそれっぽい地名をつける。東急のしぶそばが異端だね。グループの象徴の土地だろうけど。


さて、本日は小田急の眷属「箱根そば」へと。新宿店は本陣を名乗り、他店とは違う本店感を出してます。ターミナルだけに朝から漢たちが集う。


不慣れなので。お得そうな朝そばをチョイス。食券を出せば、そば&きつね係、つゆ&たぬき係、その他トッピング係、の三連星が手早く調理。


あっという間に運ばれてきた朝そばは、たぬき、きつね、ほうれん草、温玉、ネギなど彩り華やかで、予想以上のお得感にあふれています。


そばをすすりれば、淡麗なダシのきいたつゆが熱めでうれしい。いずれの具材もレベルが高く、とくにきつねの甘さがつゆとピッタンコだネ。


カウンターをみれば、「本陣」たる矜持が貼ってあります。そば粉は外殻入りの粗挽きで、だしを少量ずつとってつゆの煮詰まり劣化を防止とか。


なるほど、回転がよい新宿だからこそできるのかもしれないけど、近所の箱そばとは確かにそばの質が違う … 気がする。舌に自信はないナ。


いつもの通勤動線にないのが残念ですが、こんな道の踏みはずし方なら、月イチくらいは許されよう。紙コップの水を飲み干して下膳する。


ごちそうさまでした。