今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 285)ラーメン・屋台の味

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天下一品といえば、こってり。わざわざ、あっさりを食べに行く店ではない。だが昨今、第三の道として「屋台の味」が浮上している。


以前、裏メニューとしてあった「こっさり」の後継者なのか、こってりとあっさりの中間の味をウリにしている。くっ、頼まざるを得ないっ。


ともあれ、ランチタイムの天一はメニューが豊富。ご飯ものセットの誘惑に打ち克ち、単品ラーメンを頼む。餃子ちゃん、また、今度ね。


改めてメニューを見ると、ラーメンはチャーシュー、ネギ、メンマのシンプルな具材。ニンニク味噌入りって書いてあるのが、楽しみ、楽しみ。


天一のこってりといえば、箸が立つのではないかと思うほどの、濃ゆいスープが決めて。ザラつく食感は個性が立つが、年々胃にもたれるように。


一方で、あっさりは鶏ガラのしょう油ラーメン。皆んなで食べにいくと、一人くらいは選びそうだけど、決して天一に行く主目的にはならない。


さて、やってきた屋台の味。見た目はこってりのように白濁したスープ。まずはひと口スープを飲めば、なるほどねとしか言いようのないお味。


足して2で割ったような、若干こってりに傾いたようなスープ。ズルズルと細ストレート麺と食べれば、うん、いかにも天一といった趣き。


途中でラーメンダレを追加すれば、味の濃さはこってりに近づく。うん、悪くないナ。味の機微を楽しむために、からしみそは入れないでおこう。


夜の天一で飲むのが好きだったねぇ。ネギチャーシューや唐揚げでサワーを飲んでサ、余ったネギをのせたこってりとビールでしめるワケヨ。


店のをトラックが通ると揺れる気がする。それとも、飲み過ぎたせいかな? 酔い覚ましに、歩いて帰ろう…なんて、日常に早く戻れるといいな。


ごちそうさまでした。


しばらくは、食べだめのお蔵出しです。