今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 177)朝牛セット

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朝の散歩は人っけもなく、実に心地よい。ふと見れば吉野家に「朝牛セット」のポスターが。トースト1枚でさびしんぼうだった胃袋にごほうび。


税抜き 398 円。牛丼は小が基本なのか、ちょうどいいネ。小鉢は玉子、半熟玉子、ミニサラダ、納豆、お新香から選べるので、玉子をチョイス。


みそ汁は、とん汁、しじみ汁、あさり汁に変更可能。吉野家もいろいろやってるなぁ、と思いつつ吉野家の牛丼に合うのはみそ汁との信念を貫く。


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まずは唐辛子をふりかける。そう、吉野家は「唐辛子、陳皮、青さ、ゴマ」が原料なので、七味ではない。村瀬秀信さんの著書で読んで驚いた。


紅生姜は適度がおいしい。親の仇のようにのせると肉の甘みを打ち消しすぎる気がする。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し、の精神ですヨ。


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閑話休題。玉子に醤油をひとたらししてあらくかき混ぜ、肉を寄せてごはんが剥き出しになったところに流し入れ、肉汁玉子かけごはんを楽しむ。


途中でみそ汁をゴクリ。学生の頃、五十円のみそ汁が高嶺の花だったっけ。絶妙なダシのうすさ、牛丼を引き立てるんだよねぇ(褒めてます)。


さて、残るは肉多めのごはん。むしろ、肉の間に間に米粒があると言ったほうが似合うごはん。肉を用いてかき集め、キレイにさらえて食べる。


高校生の頃食べて以来、キングオブ牛丼は吉野家なんですよね。インプリンティングに近いけど、母親のつくるごはん的な原風景のような味かナ。


ごちそうさまでした。


しばらくは、食べだめのお蔵出しです。