今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 192)自家製・麻婆ご飯

f:id:socius_lover:20200510182958j:plain


麻婆豆腐が食べたい。突然襲ってくる熱情。暑さが半端な日があるからか、体内温度計がイマイチずれている。ここは強制的に汗をかきたい。


家で麻婆豆腐をつくるときは、ついつい丸美屋に頼りがちだけど、挽き肉が少し物足りない。ガッツリボリュームがいいんだよねぇ。


で、辛めの麻婆豆腐の素にたっぷり挽き肉を加えて味を整えようと着想する。中村屋のいかにも本格派のレトルトを買い、レッツクッキング。


まずは豚ひき肉 300 グラムを塩、胡椒、味の素で炒める。それを鶏がらの素でつくった中華スープに加えて、木綿豆腐2丁とひと煮立ちさせる。


中村屋が最高クラスと銘打つ辛さ、かなりのものだろう麻婆ソースを投入すると一気にスープが朱に染まる。これぞ本当の朱に交われば赤くなる。


さらにグツグツ煮込んで完成。ペロリと味見をするとかなりのもんだけど、豆腐やご飯とあわせると耐え切れる辛さになった。ではいただきます。


辛みをかなり薄めたのに、香辛料で食道が焼けるのでビール向きではないかな。でも家人ははおかわりするし、鍋が空っぽになるのは嬉しい。


たっぷり汗をかいて、所期の目的は達成できました。耐暑法としての辛い料理、捨てがたいけど胃酸過多になるのがねえ。嬉しい悲鳴です。


ごちそうさまでした。