久しぶりの天下一品。開店早々のカウンター席には、交互に使用不可の印がついて、ソーシャルディスタンスに配慮。それぞ新しい生活様式だね。
カウンターの隅っこを陣どり、メニューを眺め、こってりに決める。次にいつ食べられるかわからない。ここは王道、天一の代名詞を食べとこう。
華やかなランチセットが魅力的だけど、ネギトッピングのみにとどめる。サイドを頼むと、折角のラーメンを食べ切るのがつらくなるじゃない。
ラーメンを待ちつつ見れば、あちらの親子連れはお持ち帰りのようす。次のお客さんも持ち帰り。へえぇと感心しながら、丼ぶりをいただく。
まずは、ラーメンダレをひと回ししてスープをひと口。うん、おいしい。ザラッとした食感のこってりスープは、天一ならではの独特の味わい。
細麺をすすれば、スープがよく絡み、ジャンクな味わいに泣けてくる。たっぷりネギはスープに漬け込み、折々に少しずつ食べてゆく。
まずはネギのアッサリ漬け、シャキシャキおいしい。やがてネギの古漬け、ご飯が欲しくなるネ。ランチセットはお得だけど、身の丈を知ろう。
麺を食べ終える頃、丼ぶりの内側に「明日もお待ちしてます」の文字が見えてくる。スープを飲むのもこれくらいがちょうどいいという目安かな。
丼ぶりの底にもメッセージがあるらしいけど、アラフィフの胃袋にムリはさせない。少しずつ、油断せず、日常へリハビリをしていきましょう。
ごちそうさまでした。