今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺食らう(その 307)おろしうどん

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空調のききすぎたオフィスにいると、やはりお昼時はカラダが冷える。でも、温かいものを食べようと外に出ると、梅雨時のぬるい熱気を浴びる。


まとわりつくような湿気! ここは冷たいうどんなぞどうだろうか。キュッとしめられたうどんに

チベタイつゆ、そいつをツルツルいただこう。


で、おろしうどんを頼んだところ、やってきたうどんにはあったかいツユがナミナミと。そうきたか。たしかに、冷やしとは書いてないもんな。


おろし、というからには冷たいだろうという先入観があったね、反省。でも、店内もかなりエアコンがきいてるから、ちょうどいいやと箸を割る。


弾力にみちみちたうどんは喉越しよく、歯に力を入れると押し返してきてやがてプツリと切れる。手打ちうどんならではの快感に酔いしれちゃう。


粗く下ろされた大根の食感が楽しく、サクサクの天かすも嬉しい。これは何かと食べてみれば、トロトロで冷たいメカブが意外に温麺に合うのな。


大根の甘みがわかる淡麗だしは絶妙で、七味をかければ味変して2倍楽しめる。ズルズルっとすすれば、みるみるうちに丼ぶりはすっからかん。


こうなると、ほうじ茶が熱いのがうれしい。心頭滅却しても梅雨時のマスクはつらいけど、with マスクなこの夏を工夫して過ごさなきゃね。


ごちそうさまでした。