今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 205)自家製・無限ピーマン

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無限ホニャララ、というレシピをみかける。もやし、ピーマン、キャベツあたりの野菜が際限なく食べられる健康レシピ。ひとつ、試してみるか。


ピーマン5個。種をとって、縦に切る。油を切ったツナ1缶、顆粒の鶏ガラスープの素小さじ2、ごま油小さじ1を混ぜ入れて、レンチン2分。


なるほど、ブルワーカーで体を鍛えるくらい、まったく簡単だ。レンジの扉を開け、ざっとかき回して、粗熱をとりつつ味をなじませれば完成。


ひと口味見すると、ものの5分でできたとは思えない。熱が入りすぎず、シャキシャキ感の残るピーマンに感心する。なるほど、レンチンねえ。


フライパンで炒めると親の仇のように火を通すので、ふにゃふにゃ、クタクタ。風味はともあれ、歯触りがなくなって、残念に仕上げてしまう。


そもそも最近まで電子レンジ調理という発想がなかった。例えばおでんの大根もレンチンしておけば味がすぐにしみるらしい。文明の利器だなぁ。


付き合い始めが「親からの仕送りの冷凍惣菜を温める」だから、調理器具として電子レンジを意識するのが遅かった。考え直さないといかんなぁ。


この無限ピーマンは、ビールによく合う。ツナの旨味とピーマンの青臭さの対比が楽しく、家族の目を盗んで自ら平らげる。また、つくろうっと。


ごちそうさまでした。