今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 310)生姜担担麺

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昼下がりのランチタイム。コの字カウンター越しに壁のメニューを眺めると、生姜担担麺をみつける。今まで見たことないから、新メニューかな。


注文したのち店内をみれば、店員さんの誘導で、みなひと席おきに座ってる。これも新しい風景だなと思いつつ、with マスクにて到着を待つ。


担担麺に、生姜。想像がつかないなぁ。カラダが温まりそうなのは間違いない。でも、到着した丼ぶりを見ても、ノーマルな担担麺と変わらない。


ここでマスクをはずせば、プーンと生姜の香りがたっている。ひと口スープを飲むと、粗く刻まれた生姜の食感が残り、口の中に広がっていく。


たとえは悪いけど、生姜焼きのタレを煮詰めたような、パンチのきいた味。いつもの担担麺なら、ラー油や胡椒をかけるけど、さすがに必要ない。


具はチャーシューとニラ、青梗菜としごくシンプルながら、食べでのある一杯。明らかに熱を帯び始める胃袋をジャスミン茶で鎮めていく。


ズルズル食べるとスープを飛ばす気がして、モソモソ食べる。でも、この辛みはそれでちょうどいい。向こうのお兄さん、ゲホゲホ言ってるし。


スープ完飲はムリ。お茶を飲み干し、汗をぬぐって、店を出る。あれ、涼しいなと思えば、マスクをしていないのに気づいて、慌てて着用する。


ごちそうさまでした。