今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 313)イタリアン味噌煮込みうどん

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こちらは味噌煮込みうどん専門店。正確にいえばサイドメニューやジャージャー麺なんかも出すけど、まあ専門店といって差し支えないでしょ。


ランチタイムは王道の「味噌煮込みうどん」のほか、キムチ、インディアン(カレー)など変わり種があり、なんとイタリアンなんてのもある。


キムチとインディアンは食べたことあるけど、イタリアンには手を出したことがない。ここはひとつ勇気を出して、視線投げてみようかしら♩


注文するやいなや、タバスコがやってくるのが物々しい。まあ、味噌煮込みうどんのかたさはアルデンテと通じるものがあるかもしれないネ。


グラグラ煮える鍋から、まずは卵を半熟のうちにライスに乗せかえる。そこにツユをたっぷりかければ、味噌煮込み卵かけご飯の完成、うまいゾ!


黄身を崩して、シャクシャクかきこむ。うーん、トマトリゾット感があるねえ。おしんこがさわやかさを加えて、こいつぁ悪くない、むしろ良い。


グツグツいう鍋から麺を小鉢にとりわけ、カッチカチの麺をモムモム食べる。いやー、おいしい。吉田のうどんと双璧をなす、味噌煮込みの矜持。


それにしても、トマトソースって何にでも合うのね。あるいは八丁味噌が何にでも合うのかね。まるでタッキー&翼のような、主役級の二人だね。


いつもなら七味をふるけど、今日はタバスコをチリチリかける。本場イタリアではパスタにかけないぞ、な〜んてヤボは言わないのがやさしさ。


おっ、攻めてくるな。舌が卍固めをかけられたようにしびれるヨ。タバスコ、猪木、卍固めなんて連想は歳がバレるけど、心地よい辛みです。


蒸し暑い季節にあえて味噌煮込み心頭滅却すれば火もまあ涼しい、ことはないけど、こういう日もあっていいネ。汗ふきシート、大活躍の午後。


ごちそうさまでした。