今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 208)チーズバーガー

f:id:socius_lover:20200608184757j:plain


本格バーガーを初めて食べたとき、そのサイズに驚いた。何というか口の大きさを考えていない標高の高さに度肝を抜かれた。どないすんねん。


紙袋に入れて、ギューって潰すのが正解らしく、せっかくのサクサクバンズになんか申し訳ないような気持ちになった。すぐに慣れたけど。


で、メニューを眺めつつ、どの本格にしようかひとしきり悩む。ダブルはさすがに重いかな、寄る年波を感じつつ、チーズバーガーにしてみる。


焼き上がりにまで、アイスコーヒーをすする。シロップもミルクも入れるけど、あえてかき混ぜず、色と味のグラデーションを楽しむのだ。


さて、やってきたチーズバーガーを紙袋に納めてムイッと潰す。ガブリとかじりつけば、肉、バンズ、チーズ、野菜のおいしさが渾然一体となる。


うん、おいしい。マックもいいけど、本格バーガーは別ジャンルだね。カウンター寿司と回転寿司よりは近い気がするけど、違う方向性だと思う。


ポテトはマスタードをたっぷりかけていただく。ピクルスをポリポリ食べれば、適度な酸味でお口もさっぱり。牛丼と紅生姜の如き名コンビです。


いいオトナなのに、手や唇をテラテラ汚しつつ一生懸命いただく。ランチにしては豪華すぎて、お腹パンパン。腹ごなしに、頑張ってはたらこう。


ひとしきり食べ終えたら、薄まったアイスコーヒーをいただく。うん、これも味変化のうち。涼が嬉しいね。でも、もうお腹に余裕がないのよネ。


ごちそうさまでした。