シャウエッセンにはずっと憧れがある。パリッとした音がごちそうになるのだと教えてくれたのはあなたでした。久保田利伸の CM も懐かしい。
いまだにスーパーでも他商品よりは微妙にお高めで、その威光はいまだ衰え知らずといったところか。煮ても焼いても喰えるヤツ、そんな感じ。
そんなシャウエッセンの中味で作られたミートローフを手に入れた。包装には、分厚く焼いてステーキに、あるいはバゲットに挟んで、とある。
うーん、どちらもおいしそうだけど、昼ごはんって感じではない。どうしたものかと思案して、やはりパスタしかないなぁ、と覚悟を決める。
5ミリくらいに切り分けて、フライパンで焼き目をつける。キャベツ、ニンジン、タマネギとともに炒めて、塩胡椒、そして軽めにケチャップ。
そう、シャウさまの素材を生かした、薄味ナポリタンに仕上げるのダ。出来上がりをみると、ドーンと謎の肉片ののったパスタとなりました。
スパムのパスタと喜ぶものの、何か違うと訝しがる家族に種明かし。言われてみれば、確かにシャウエッセンの味、おいしいおいしいと大人気。
高校の頃の弁当箱、冬の寒い日の鍋、やたら陽気な久保田利伸。そんなシャウさまの思い出が、増えました。パキッて音がないのは残念だけどサ。
ごちそうさまでした。