今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 337)冷やしたぬきそば

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昼下がり、スーパーへ向かう道。住宅街に溶けこむお蕎麦屋さんがある。晩ごはんまでの腹具合を考えると、寄り道は厳しいかな、また今度な。


なんて自己完結していると、店頭に素敵な色紙を見かける。大将が書いたのだろうか、ギザカワユス。こんなの見せられたら食べざるを得ない。


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こういうのをマーケティングの勝利というのか。吸い込まれるようにのれんをくぐると、客がはけた後でおかあさんがドラマの再放送を見ている。


ミニ牛丼、おにぎりなど素敵なサイドメニューにひかれるも、初志貫徹で冷やしたぬきのみ。奥に消えたおかあさんのかわりにドラマを見て待つ。


壁をみれば、切干大根、きんぴら、ひじき、昆布煮などおつまみも充実。どこまで惑わせるんだ。でも、買い物前だしビールは我慢するのだヨ。


さて、冷やしたぬき。揚げ玉は当たり前。あとはイラストどおりにのり、キュウリ、カニカマ。謎の黒い部分はワカメですか、なるほど納得です。


たぬきはしっとり系か。つゆは非酸っぱい系なので、そばの香りがよくわかるね、二八かな。かなりのボリューム、ビールなしでよかったヨ。


スーパーカブが店頭でスタンばる街そば屋。ラーメン、鍋焼きうどん、瓶コーラを取り揃える昭和な佇まい。こういう時間が明日への活力だよね。


さてスーパーに寄って帰るかな。こんどはきつねも食べにこよう。できればオナカをすかせて、ビールもやりたいな、な〜んて贅沢言ってます。


ごちそうさまでした。