今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 239)自家製・肉プレート

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肉が食べたい。こんな熱情が湧き上がるなんて、若さゆえの過ちかな。ともあれ、本日のディナーは肉、それも手抜きできて、おいしいヤツ。


いろいろ吟味のうえ、メインはレトルトハンバーグ。こうすると、ハンバーグソースがほかの食材を染め上げて、おいしさが加速するのだヨ。


あとは、冷蔵庫の残りと、スーパーのチラシで構想を練る。スープもつけようかな、ポタージュがいいな。よし、炊き込みご飯もいっとこう。


さて、夕餉の支度。ハンバーグのほかは、スーパーで買ったプルコギ、ポテトフライ、冷蔵庫にあったチキンナゲット、シャウエッセンです。


何というか、高校生男子ホイホイのような肉肉しいメニューです。つくっておいてなんですが、絵面が強くて、食べる前から気圧されています。


まずはハンバーグ、うまし。チーズインなので味が豊潤。すかさず松茸ご飯をかきこむ。香りが複雑になり、華やかになり、やがて嚥下する。


ハンバーグソースに、ポテトフライ、ナゲットなどをチョイとつけてパクリ。横着せずに油で揚げ直したから、サクサクおいしくて、嬉しい。


プルコギは、本来メインをはるべきメニューですが今日は脇役。何というか、藤波辰巳に対する長州力松井秀喜に対する清原和博的な立ち位置。


とはいえ、実力に間違いなし。プルコギを喰み、スープをごくり。またプルコギを喰み、今度はビールをゴクリ。なんだなんだ、このお祭り騒ぎ。


楽しい宴もやがて終わりを迎える。もう若くはないさ、と胃もたれが教えてくれるのです。でも、楽しかった、漢の肉プレート。また、やるぞ。


ごちそうさまでした。