今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 381)煮干しラーメン

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散歩の途中、小腹満たしで富士そば。醤油ラーメン、煮干しラーメンの2択に悩んだすえ僅差で煮干しを。朝ラーメンの取り扱いはありがたいネ。


富士そばは、店ごとの裁量が大きく、オリジナルメニューも多いのが特徴。ただ、店内で演歌が流れているのは共通。社長の作詞だったっけな。


入り口近くに座れば、ひっきりなしにお客さんの出入りが。住宅街なのに、ずいぶんと街並みに溶け込んでるなあと感心していると、呼び出しが。


こちら煮干しの香りがすごくて、嬉しくなっちゃうね。ありがたくレンゲでひと口。白濁して、濃厚で、でも臭みがないのはどういうカラクリか。


麺はなんてことのない、黄色い縮れ麺。ウチはそば屋なんでね、というプライドすら感じます。コショウをパラパラかけて、一気呵成に食べる。


メンマはふにふに。チャーシューはペラペラ。だが、それがいい。そばと共通のナルト、ワカメ、ネギのシャッキリ感とは一線を画していい。


これぞそば屋のラーメン。手抜きはないものの、あくまで余芸でやるもんだヨ、というイナセな姿勢。ツルツル食べれば、すぐなくなるのがイキ。


後ろ髪ひかれるような食後に、今度はとり天かコロッケでものせようかなと再び意欲が湧く。その意味でもパーフェクトなオヤツラーメンでした。


ごちそうさまでした。