街中華でメニューを眺めていると、目に飛び込んでくる健康の文字。こちらでは麻婆豆腐にすりゴマがのせられたものを「健康」というらしい。
健康丼、健康上海(焼きそば)、健康麺。すりゴマと健康の関係はわからんが、セサミンとかそれっぽい理由はいくらでも後付けできそうだ。
で、健診結果も芳しくないので、健康の一角、ラーメンを注文。哲学的だけど、健康になろうとする過程そのものが、もはや健康ではなかろうか。
見た目はそのまんま、麻婆豆腐 with すりゴマ on ラーメン。ともあれ、中華屋さんのラーメンスープは鶏ガラ、スパイスの香りがしてやさしい。
本日の日替わりでもあった麻婆豆腐はオーソドックスなタイプ。辛みはそれなりで、とろみは強くなく、かための麺をすすれば普通のラーメン。
レンゲで麻婆豆腐を食べれば、すりゴマがザラっとした食感。香りはもちろんステキだけど、この場合は健康成分としてのゴマに期待がかかる。
調べると、ゴマの栄養価は高いものの、すりゴマにしないと吸収されにくいとか。なるほど。セコいようだけど+100円の働きは期待できそうだ。
ボリュームのある一杯をなんとか完食するも、スープに溶けた健康は飲みきれないので、今度は健康丼にして、食べ尽くそうかな。腹八分目でね。
ごちそうさまでした。