休日の箱根そば。最寄り駅の箱そばは出勤時にまだ開いておらず、なかなか立ち寄る機会がないから嬉しくて、散歩途中なのにノレンをくぐる。
季節感ある限定メニューにもひかれたけれど、ここはお得でオーソドックスな朝そばにしよう。マスク越しにダシの香りが漂ってくるのがイイ。
さて朝そばをまずひと口。醤油のきいた、塩っぱめのつゆ。久しぶりすぎて舌の記憶が曖昧になってたけど、そばをすすると相性のよさがわかる。
コキコキのワカメを食み、モロモロの揚げ玉をそばに絡めながらグイグイすする。箸休めに甘〜いお揚げをいただいて、具材の三重奏に夢中です。
途中で七味を振りかけて、味をひきしめます。丼ぶりを持ち上げ、口を寄せてつゆを飲めば、揚げ玉がサラサラ口に入ってくる。ゴクリ、うまい。
ザ・立ち食いそばというべき一杯は、シンプルながら力を貰えます。箱そばに最敬礼しつつ、グラスの水を飲み干し、返却口へそっと下膳する。
ごちそうさまでした。