なか卯は、牛丼屋として語られることが多いが、本人は「丼ぶりと京風うどん」の店と自称している。系列にすき家があるから、棲み分けだろう。
そんななか卯の朝は充実している。お得な定食類はもちろん麺類の取り扱いもあり、訪問するとちょっと悩んでしまう。朝から親子丼は重いかな。
近所の立ち食いそばが1軒なくなり、朝食を求めて流れてきた客も多そうで、以前より明らかに混んでいます。何というか、淘汰の時代ですね。
何度でもいいますが、なか卯は京風うどんを取り扱うだけあって、味噌汁のダシがおいしい。ナメコもトロリで、他のチェーンも見習って欲しい。
そんな味噌汁で箸を湿らせたのち、まずは目玉焼きに旨だし醤油をタラリ。白身をオカズにご飯をパクリ。白身を海苔で巻くのも、また一興です。
お次は、牛小鉢に紅生姜をひとつまみ入れ、ご飯にワンバンさせて食べる。玉ねぎの歯ざわりがサクサクしてるね、甘じょっぱさがご飯に合う。
ここいらで残しておいた黄身をご飯にのせて穴を開け、そこに醤油を注いでパッカリ割っちゃう。こだわり卵の黄身の黄金の輝き、たまらんです。
なか卯の朝食は個人的にかなりのお値打ちなんだけど、券売機で何度も何度も押さないと、お目当てにたどり着かないのが揚げ足とりの不満かな。
ごちそうさまでした。